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東山職人弾丸ツアー【前編】

こんにちは!
京もの親善大使みやびはんの尾花紗也子です。
先週土曜日、京都造形芸術大学の学生さんが主催する『東山職人弾丸ツアー4』に参加して参りました。


6つのルートがある中、私が参加したのは『今熊野ルート』というコースです。
今熊野ルートでは、提灯職人さん、念珠職人さん、陶器職人さんを訪ねました。
今日は、提灯職人さん、念珠職人さんを訪問した様子をご報告します。




さて、京都駅から歩くこと20分。
大きな大きな樟(くすのき)が目印の新熊野神社には、本日のツアーを企画実行してくださった京都造形芸術大学の学生さん、ツアー参加者が集合しました。
更には、東山区の鷲頭雅浩区長、京都造形芸術大学の関本徹生教授が同行する豪華なツアーとなりました。

b0309042_0513987.jpg



ツアー出発前の新熊野神社で早速、関本先生と鷲頭区長による新熊野神社講座が始まります。
新熊野神社は、熊野信仰が盛んだった平安時代末期、後白河法皇の宮廷である法住寺殿内に鎮守社として建立されました。
この法住寺殿、信じられないような壮大な宮廷だったそうで、現在の大谷中学・高校などのあたりは池が広がり、池の向こう岸には平等院を参考にしながらも更に豪華な最勝光院という仏堂を立っていたそうなんです。
池と言うよりも、もはや湖ですね。

最勝光院は焼失してしまいましたし、池も今はなくなってしまいましたが、新熊野神社の裏手では池があった頃の名残りの崖を見ることができました。
b0309042_0243063.jpg

崖、見えますか??


『新熊野』と書いて、『いまくまの』と読む、こちらの新熊野神社
興味は尽きませんが、今日の主役は神社ではなく職人さん。

魅力溢れる新熊野神社を後にして、京提灯を専門で作っていらっしゃる小嶋商店さんに向けて出発しました。
9代目とその息子さんご兄弟の3名が私たち一行を迎えてくださいました。

思っていたよりもこじんまりとした作業スペースにはたくさんの提灯、そして提灯の木型が並んでいました。
b0309042_026882.jpg

9代目の後ろに見えるのは、お馴染みのあのお店の…♪


小嶋商店さんでは、『地張り』の提灯を専門に作っていらっしゃいます。

私も、こちらで伺うまで存じ上げませんでしたが、提灯には巻骨と地貼りという二種類の骨組みがあるそうです。
巻骨提灯と言うのは、一本の竹ひごをらせん状にぐるぐると上から下まで巻いていき、その周りに和紙を張った提灯のことだそうです。
対して地張り提灯は竹ひごで大きさの違う円をいくつも作り、糸でつないで固定し、その周りに和紙を貼って仕上げる提灯のことで、
巻骨提灯に比べて手間がかかるけれども、丈夫な作りになるので長持ちする提灯になるそうです。
(私の拙い文章では説明しきれないので、興味をお持ち頂けた方は是非小嶋商店さんのホームページをご覧ください☆)

9代目のお話によると、最近では昔ながらの和紙と竹で作られた提灯が敬遠されることも多くなり、
祇園祭の山鉾にもビニールの提灯が使われているとか…。
昔ながらの提灯の需要は減ってしまい、日本全国にいた提灯職人さんの数はどんどんと減って、今は全国の提灯のほとんどを京都の職人さんが作っていらっしゃるそうです。


さみしいお話がある一方で、楽しいお品も拝見しました。
その名も「わしまり」。
最近10代目が取り組んいらっしゃる提灯の技術を使って作られた赤ちゃんの玩具です。
優しい和紙の色と鈴の音、不規則に転がる様子が赤ちゃんの興味を引くそうです。
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かわい~!!
この可愛らしい玩具。
提灯を作るときとはまた違った難しい技術も必要になるそうですし、
赤ちゃんが舐めても破れないくらいに強度を高めるためにたくさんの和紙を貼り合わせる手間のかかったお品だそうです。
伝統の技術と新しい工夫が詰まってるんですね!
贈り物としてもオススメのお品です。

あまりにも楽しい滞在で、たっぷり1時間近く小嶋商店さんにお邪魔してしまいました。



次に向かったのは、片岡念珠店さんです。
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実は出発前に頂いた今日のルートマップの中にこちらの職人さんが『足踏みロクロ』という機械を使用している、と書かれており、
念珠にロクロ…?どういうこと??
と、疑問に思っていたので訪問を楽しみにしていました。
作業場兼お店に伺うと、まず感じたのが良い香り。


ちょうど沈香木で念珠を作っていらっしゃって、珠を削った時に出た木屑が焚かれていたんです。
白檀や伽羅で作ることもあり、念珠を手に取らせて頂くと良い香りがしました。

片岡さんは、珠を削り出すための道具もご自分で作っていらっしゃるそうです。
たくさん砥石と、手作りの包丁を見せてくださいました。
b0309042_031251.jpg

包丁と言っても、お料理に使うものとは、全然形が違います。
足踏みロクロに取り付けて使うように作られた小刀のような形をしています。

そして、噂の『足踏みロクロ』!こちらもなんと先代考案の機械とのことです。
ツアー参加者全員が興味津々で見つめる中、職人さんが機械を動かしてくださいました。
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写真では見にくいですが、板を包丁に押し当てて回転させることで、珠を削り出す仕組みになっているんです。
職人さんの知恵と工夫に感動です!


片岡さんが作っていらっしゃるのは、法事やお葬式で使うことを目的とした数珠ではなく、持ち主を守るための御守りとしての念珠です。
私たちの世代にはなかなか馴染みのないものかも知れませんが、木で作られた念珠は永く持ち続ける間に自分に馴染んで良い色が出てくるそうです。
自分をずっと守り続けてくれた念珠があることは、これから年齢を重ねたときに心の支えになるに違いありません。
私も、いつか自分の念珠を持ちたいと思いました。


たくさんのお話を伺って、落ち着く薫りと片岡さんの笑顔に見送られて工房を後にしました。



こうして職人さんの仕事を間近で拝見し、お話を伺うと、
勉強になると同時に、『欲しい~(*´∇`*)』という欲を刺激されてしまいます。

皆さまもぜひ!
職人さんの技を間近で感じて『ほんまもん』の魅力を感じてください♪


次回は、陶器職人さんを訪問した様子をご報告します☆
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました001.gif
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by 381han | 2013-11-13 11:00 | [Team.Y] 尾花 紗也子