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東山職人弾丸ツアー【後編】

こんにちは、尾花紗也子です。


今日は、東山職人弾丸ツアーの後半、二軒の陶器工房を訪ねた様子を振り返りたいと思います♪

まず一軒目は、如水陶画苑さん。
普通の住宅地で、ある一軒のお宅のインターホンを案内係の学生さんが押すと…
陶器職人さんが私たちを出迎えてくださいました。
ツアー参加者全員、顔を見合わせながらも玄関で靴を脱ぎ、二階に通していただきました。

すると、そんなに広くない空間で3人の職人さんが絵付けの作業を行っていらっしゃいました。
10名のツアー一行がぎゅーぎゅーになって座ると通り道がなくなってしまうくらいの場所に、たくさんの器が職人さんに絵付けされるのを待って並んでいます。
b0309042_15423425.jpg

焼成前と後の抹茶椀です。
色の違いがわかりますか?
写真一番左の抹茶椀が焼成後のものです。
写真が見にくくて、ごめんなさい…。


清水焼は華やかな彩色が特徴ですが絵の具にも様々な種類があり、それぞれ焼く温度が異なるそうなんです。
素焼きから数えると、一つの器が出来上がるまでに5~6回釜に入れることも珍しくないとか…。
器に描かれている絵は、全て手作業によるものです。
b0309042_15453035.jpg

こんなに、丁寧に一つ一つ描いていらっしゃるんです。

我が家にも、サラダ、肉じゃが、ぶり大根なと、何でも受け止めてくれる素敵な清水焼の器があります。
こうして、線の一本一本が丁寧に描かれているのを実際に拝見して、大切に使おうと言う気持ちが増しました。


もう一つ、こちらで伺って驚いたのが、職人さんが絵付けだけではなく、デザインも担当していらっしゃるということです。
若い職人さんも、デザインから見本作成まで責任をもって担当をするそうです。
自分がデザインした器が取引されて、店頭に並ぶことで自信、実力をつけていくそうです。
私たちが拝見した時は、お正月用の干支の絵柄の抹茶碗と並んで、若い職人さんがデザインしたクリスマス用の可愛らしい星型の箸置きが置いてありました。
b0309042_15562342.jpg

店頭でお見かけしたら、勝手に嬉しくなりそうな私です。

電気釜も拝見いたしましたが、こちらのような普通の一軒家の中で清水焼が生まれていることに、私を含めツアー一行最後まで不思議な顔をしていました。



次の一軒は瑞光窯さんです。
b0309042_162138.jpg


成形、絵付、それぞれ専用の広い作業場があり、大きなガス窯をそなえていました。ルート中、最大の工房です。

こちらでは、ろくろによる成形を拝見しました。
b0309042_1559810.jpg


見本の器を参考にしながら、土をロクロに乗せて同じ形に仕上げていく姿はさすが職人さん!という感じでした。ずっと見ていても飽きないてますね!

また、石膏の型を使った成形も行っていて、私たちがお邪魔したときにはたくさんの「醤油差しの口」が並んでいました。
b0309042_16104610.jpg


きちんとお醤油が中を通って注げるように、ストローのような中空構造にするのが、難しいそうです。
それにしても、醤油差しが本体と口、別に作られて後からくっつけられていたとは…
考えたこともありませんでした。

瑞光窯さんでは、陶器だけではなくガラス製品への絵付けもしていらっしゃるんですが、陶器への絵付け以上に難しいのがガラスへの絵付けだそうです。
ガラスは陶器よりも低温で溶けてしまう上に、品によってその温度が異なるので、窯の温度の調整が難しいそうです。
b0309042_1693457.jpg

絵付け作業場には、やはり所狭しと絵付け前後のガラス、陶器が並んでいます。


そして、圧巻だったのは大きなガス窯!
b0309042_161304.jpg

大人が3~4人入れそうな大きな窯に大興奮!!
思わず、歓声が漏れました。
電気窯よりも、自然に近い火で焼くことが出来るそうで、瑞光窯さんではガス窯と電気窯を使い分けているそうです。

先に訪れた如水陶画苑さんと、こちらの瑞光窯さん。
同じ陶器の工房と言っても、まったく違う印象を受けました。
二軒続けて伺ったことで、京都の伝統産業の在り方の多様さを実感することが出来ました。



最後に東大路を30分ほど北上して東山区役所に向かいました。
東山区役所に向かう道中、鷲頭区長に東山区の名所旧跡にまつわる逸話、そして京都の歴史を教えて頂くという、非常に貴重な経験をすることが出来ました。
まさに幸運の一言です。


贅沢すぎるツアーの最後はツアー参加者全員によるまとめ会です。
各ルートの感想を伺って、他のルートへの興味が増しました(^ー^)
どのルートも楽しそうです!
ぜひ、次回は違うルートに参加してみたいと思います。


この、東山職人弾丸ツアーを主催しているのは、京都造形大学のまかふしぎ通信のみなさんです。
東山職人弾丸ツアー以外にも色々なイベントを主催していらっしゃるんです。
次のイベントが楽しみです♪

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by 381han | 2013-11-15 11:00 | [Team.Y] 尾花 紗也子